まともな家を手に入れてくださいね…

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完全分離型二世帯住宅-01  01 02 03

1、二世帯住宅とは

二世帯住宅とは、法的に『二世帯が同居している一戸建住宅』と見做します。

土地はあれど、年齢制限で住宅ロ-ンの融資が難しい親世帯の現実と建設資金は住宅ロ-ンで何とかなるが、
新たに利便性の高い土地を購入する資金はない子世帯とが、互いの不足を補填しあう家造りです。

二世帯住宅が成立するためには一般的に・・・
  
①親子二世帯のいずれかが、戸建て用地としての土地もしくは土地付き一戸建住宅を所有していること。
  ②所有する家屋が、築30年以上の老朽化した住宅で建替えか大幅な修繕時期を迎えていること。
  ③親子二世帯が、同一地域に居住しているか、居住可能なこと。
  ④親子二世帯のいずれかが、賃貸住宅に居住しているか、一世帯家屋で親子が同居していること。

その他に、田舎に居住する親世帯が所有土地家屋を売却し、都会で居住・生活する子世帯と同居するとか、
親世帯の介護などの理由で二世帯住宅にするというケ-スも存在します。

二世帯住宅を建てるに当っては、相続の問題と親の将来的介護の問題なども加わり、特に子供(相続人)が複数以上ある場合は親族間で十分話し合い合意を得ることが必要となります。

すでに都市部の家造りは、改修・増築・建替において、二世帯住宅的な家造りが主流になっています。
二世帯住宅はその同居のあり方で、共棲型・共棲分離型・分離型に大きく区分されています。

当社では2世帯住宅の様々な問題解決を含む最高のプランをご提案しています。

2、二世帯住宅のメリットとは

二世帯住宅にすることでの親子世帯別に利点を整理します。
A 親世帯にとって二世帯住宅にするメリットは
老朽化した不便な家で余生を送らなくてよくなります。
長期住宅ロ-ンを組めるため、年金生活に支障のない範囲でのロ-ン返済となり、
病気等のいざという時の老後資金を温存して、家の建替えが可能となります。
お孫さんとの楽しい?生活を送れます。
配偶者が死亡しても、独居老人になる心配が無くなります。
地震などの災害に強い家に建替えることで、安全で快適な生活を送れます。
ロ-ン返済中に子世帯のロ-ン名義人が死亡した場合、団体信用保険でロ-ンは完済されます。
病気になっても、子世帯のケアが見込まれます。
住まいが新しくなることで気持ち的に若返ります。身体的にもシルバ-対応され楽になります。
B 子世帯にとって二世帯住宅にするメリットは
都会で庭付き一戸建て住宅を手に入れ、利便性の高いステイタス感のある暮らしができます。
親世帯は、保育所的な役割を担えるので、夫婦共働きを可能にしロ-ン返済が楽になります。
病気になった親の日常介護をできます。また、元気な間は親世帯と家事の分担も可能です。
二世帯住宅は法的に同居扱いとなります。「小規模宅地の特例」の適用を受け、宅地が330㎡以下
であれば、相続不動産評価額の80%が減免対象となります。

3、二世帯住宅の問題点

二世帯住宅とすることは良いことばかりではありません。以下のようなケ-スで問題点が生じます。
それぞれの家族の事情に応じた特殊解を求める家造りなのです。
A ロ-ン返済中にご両親共に他界し、親世帯が消滅した場合
子世帯のロ-ン名義人が死亡した場合、団体信用生命保険でロ-ンは完済されますが、
親世帯のロ-ン名義人が死亡した場合は保険の適用がありません。
親世帯が消滅した場合、子世帯が親世帯の返済分を引き継ぐことになります。
子世帯にとって親世帯スペ-スは生活的に余剰スペ-ス(ムダ)ですので、ロ-ン返済の親世帯分の加算は経済的精神的負担が重く、これが二世帯住宅の普及を阻む大きな問題となっています。
私達の脳は、必要なモノにはお金を払えても、不要なモノにお金を払うのに抵抗を感じるようにできています。
B 子世帯の夫婦どちらかは、親世帯と血縁関係にないということ。
子世帯夫婦のいずれかは、義理の親子関係でしかありません。
育った家庭環境も価値観も異なり、共棲することの精神的負担は大きく、そのメリットを十分理解した上でも別居のほうが気兼ねなくて良いという意見が多く、二世帯住宅の普及を阻む大きな要因となっています。
設計段階で二世帯の力関係から、どちらかが遠慮を強いられることが多く、事前に二世帯間でル-ルを交わしておく必要があります。設計者は2世帯間ル-ルのひな型を用意し言いにくいことも言い、親族的慣れ合いを排除していく必要があります。親しき仲にも礼儀ありです。
二世帯住宅の成立には、子世帯の夫婦のいずれか、DNA的他人のコンセンサス(同意)が不可欠となります。その意味から、DNA的他人の「気兼ねしない」間取りであることが絶対条件と考えます。

4、二世帯住宅の種類

二世帯住宅は、大きくは以下の3つに区分されます。
A 共棲型
別名「同居型」とも云います。2世帯住宅というより、老人夫婦を含めた1世帯家族の家という
表現のほうが的確かもしれません。サザエさんの家?
専用の部屋数だけ二世帯分ありますが、水廻り・居間・食堂等は共同使用です。共棲型のメリットは設備の二世帯共用化によるロ-コストメリットにあります。
このタイプは、子世帯の奥様が血縁にない場合が多く、古来からの家長制度を背景にした間取りで、奥様の精神的負担に依存し成立しています。
B 共棲分離型
玄関・水廻り・居間・食堂等は共用し、専用部分はゾ-ン区分し世帯別独立性を高めています。
同居感もありながら、子世帯のDNA的な他人に配慮した間取りとなっていて、
子世帯だけの居間(ファミリ-ル-ム・プライベ-トリビング)を設けるか、共用居間を可動間仕切りで日常的に仕切り、必要に応じて一体的に使用できるようにして工夫している例もあります。
二世帯住宅の多くがこの共棲分離型タイプで、水廻りを共用にしているので、倹約的なタイプです。
不思議と大金持ちの二世帯住宅にはこのタイプが多く、親世帯が家長制度的な強い権力を有しているとこのタイプになるようです。ただ、住戸規模が大きいため、親子世帯間に適度な距離感が生じて、さほど気兼ねしないで日常を送れるようです。
共棲分離型二世帯住宅の実例(2階がプライベ-トリビング付き子世帯専用ゾ-ンです)プラン非公開
お寺の庫裏の二世帯住宅化増築・改修の実例(2階がファミリ-ル-ム付き子世帯専用ゾ-ンです)プラン非公開
C 分離型
玄関・水廻り以外は共用にせず二世帯に専用区分します。
水廻りでも便所・キッチンは専用にするなど様々なパタ-ンがありますが、居室ゾ-ンが明確に区分され、それぞれが自立した日常生活を送ることが前提となっていて、同居感はあまりなく、気兼ねしない間取りとなりやすいようです。
二世帯でル-ルを決めて、共用部分の使用方法や電気光熱費の取り決めをする必要があります。
たとえば、共用玄関から各世帯に繋がるドアは原則施錠することを義務付け、あくまでも隣家として扱うことを義務付け、遠慮を日常とします。
必要な時に助け合える関係であることが重要です。2世帯間に共用の客間(和室)を設けて、週1回親睦食事会みたいなものを開き2世帯が親睦を深める場があったほうが良いと思います。
各戸のプライバシ-を守りながら、親睦を深めるという意味で、共同住宅の多目的集会室みたいなものと考えてください。日常的には共用の客間として機能させます。
2世帯住宅は、ご家族のライフサイクルによって多様に変化します。
2世帯の将来を見据えた間取りであることが絶対条件です。優秀な2世帯住宅の専門家の関与が必要です。
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