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完全分離型二世帯住宅-02  01 02 03 

5、完全分離型二世帯住宅

完全分離型二世帯住宅は、二世帯住宅であるための法的最低要件である「玄関」のみを共用する二世帯住宅です。

・電気・水道・ガスのメ-タ-も世帯別にして、経済的に自立させます。
・二世帯間に建築的な金銭トラブルはありません。万一、住宅ロ-ン返済期間中に親世帯が消滅するような
 事態となった場合には、本来、親世帯分のロ-ン返済は子世帯の負担になります。
・基本的に分離独立した空間構成となっているので、賃貸住宅等の収益施設に転用することが可能で、
 その収益を親世帯分のロ-ン未返済分に充てることができます。
・完済後は親世帯を賃貸住宅にして場合、子世帯の不労所得となります。
・玄関以外は世帯別の専用部分なので、各世帯の日常生活は普通の1戸建住宅と同じです。
・日常的に世帯間で気兼ねすることは無くなり、隣宅に親世帯が住んでいるという感覚になります。
・この方式は、都会のような賃貸ニ-ズのある地域の2世帯住宅にのみ適用可能な形式です。
・2世帯住宅を建てて親孝行をし、将来は賃貸オ-ナ-にもなれるという投資型家造りです。
・「ヨコ割り完全分離型」、「タテ割り完全分離型」、「タテヨコ複合完全分離型」の3つに区分されます。
A ヨコ割り完全分離型
狭小住宅地に対応可能な完全分離型です。一般的に下階は親世帯、上階は子世帯に完全分離されます。
屋外階段で2階の子世帯へアプロ-チし専用の玄関を設置する場合、重層長屋としての法的解釈となります。二世帯ロ-ンを組むことはできませんので注意してください。
二世帯住宅は、子世帯と親世帯を区分する床や壁を界床・界壁にする必要はありませんが、気兼ねしない二世帯住宅をコンセプトにする以上、親子と云えど生活音を低減させる工夫は必要です。将来、親世帯部分の賃貸住宅への転用を考える場合は、十分な防音処置を施す必要があります。
ヨコ割完全分離型は、相続税の「小規模宅地等の特例」の適用を受ける場合、玄関の共用と内階段であることを条件づけられます。
階段利用の関係から1階が親世帯、2階が子世帯となるケ-スが多いですが、1階の日当たりが悪くなることが多く、光庭を取るなどの配慮をするべきです。
B タテ割り完全分離型
敷地の形状にもよりますが、原則として40坪以上の宅地規模を要する形式です。
最大の特徴は、二世帯が共に接地し庭付き戸建て感覚を得られる点です。
実験住宅「園田エクスペリメント」は二世帯の緩衝ゾ-ンとして共用玄関・物干し場・共用庭・ポ-チ・光庭を共用設定し、適度な距離間を与えながら、二世帯が緩やかに繋がる住空間を提案しています。
< タテ割り完全分離型二世帯住宅の間取り >
参考事例の家族構成は親世帯は夫婦のみ、子世帯は夫婦+子供1名です。
将来、玄関を二分し玄関ドアを2つに付け替えて賃貸住宅となるよう計画されています。
居室部分で二世帯が隣接しないため、賃貸住宅化した場合でも音トラブルはありません。
玄関以外は専用化されているので、水廻りなどを共用化することでのコストメリットはありません。
将来賃貸収益を上げるための事前の投資という考えに立っています。
親世帯の老化問題が未解決です。すでに問題解決済みプランが別に存在します。非公開です。
タテ割り完全分離型二世帯住宅は、二世帯住宅化建替え増築工事にも向いています。
以下はその増築事例です。
・上の画像はその実例です。中央の建物が増築された親世帯住戸です。
<二世帯住宅化親世帯建替え増築工事-ル・クプル>
元々老朽化した親世帯の家を取り壊し、同じ敷地内にあった子世帯の戸建住宅と繋がるように、親世帯の二世帯住宅化増築を行っています。母親が病気のため、その介護をできるようにとの依頼です。
親世帯の家族構成は、完成当時は老夫婦+孫一人です。
C タテヨコ複合完全分離型
タテ割とヨコ割の複合型です。
親世帯は1階のみとした場合、親世帯の2階部分に子世帯の1部を設定します。親世帯が1人の場合、小規模となり2階を使う必要もなく、タテ割り完全分離型が家族構成の変化で、この複合型に変わります。さらに時が経過すれば2階の子供部屋を起点として新たなる子世帯に変化していくことになります。
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